神の前で軽々しく口をひらき、また言葉を出そうと、心にあせってはならない。神は天にいまし、あなたは地におるからである。それゆえ、あなたは言葉を少なくせよ。
また、祈る場合、異邦人のように、くどくどと祈るな。彼らは言葉かずが多ければ、聞きいれられるものと思っている。
言葉が多ければ、とがを免れない、 自分のくちびるを制する者は知恵がある。
天が地よりも高いように、 わが道は、あなたがたの道よりも高く、 わが思いは、あなたがたの思いよりも高い。
だから、あなたがたはこう祈りなさい、 天にいますわれらの父よ、 御名があがめられますように。
夢が多ければ空なる言葉も多い。しかし、あなたは神を恐れよ。
アブラハムは答えて言った、「わたしはちり灰に過ぎませんが、あえてわが主に申します。
わたしたちは皆、多くのあやまちを犯すものである。もし、言葉の上であやまちのない人があれば、そういう人は、全身をも制御することのできる完全な人である。
夢は仕事の多いことによってきたり、愚かなる者の声は言葉の多いことによって知られる。
軽々しく「これは聖なるささげ物だ」と言い、 また誓いを立てて後に考えることは、 その人のわなとなる。
ヤコブは誓いを立てて言った、「神がわたしと共にいまし、わたしの行くこの道でわたしを守り、食べるパンと着る着物を賜い、
われらの神は天にいらせられる。 神はみこころにかなうすべての事を行われる。
アブラハムは言った、「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしはいま一度申します、もしそこに十人いたら」。主は言われた、「わたしはその十人のために滅ぼさないであろう」。
アブラハムは言った、「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしは申します。もしそこに三十人いたら」。主は言われた、「そこに三十人いたら、これをしないであろう」。
エフタは主に誓願を立てて言った、「もしあなたがアンモンの人々をわたしの手にわたされるならば、
さらに「ほしければ、この国の半分でもあげよう」と誓って言った。
またわたしが柱に立てたこの石を神の家といたしましょう。そしてあなたがくださるすべての物の十分の一を、わたしは必ずあなたにささげます」。
また、もし人がみだりにくちびるで誓い、悪をなそう、または善をなそうと言うならば、その人が誓ってみだりに言ったことは、それがどんなことであれ、それに気づかなくても、彼がこれを知るようになった時は、これらの一つについて、とがを得る。
知者の口の言葉は恵みがある、 しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。
愚者の口の言葉の初めは愚痴である、 またその言葉の終りは悪い狂気である。